世界で一番多い感染症はなにか知っていますか?
実は・・・
歯周病なのです。※1
2016年 歯科疾患実態調査 厚生労働省 口腔診査受診者のみ
45歳以上の約
2人に1人が歯周病
- ※1 Guinness world Record 2011
- ※2 歯周病原性細菌 歯と歯ぐきの境目にたまる歯垢や歯石によって細菌が増殖
歯周病とは、病状の度合いにより、
歯肉炎から歯周炎、歯槽膿漏へと進行します。
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健康な歯
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歯肉炎(初期)
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歯肉炎(中期)
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歯槽膿漏(末期)
歯肉炎
歯周病の初期段階。歯ぐきが炎症している状態です。
痛みなどの自覚症状はほぼないため気付かない場合が多い。
- 代表的な症状
- 歯ぐきが赤井・歯を磨くと血が出る
歯周炎
炎症が顎の骨にまで及んでいる状態。
歯ぐきが退縮し隙間が見えたり、口臭が酷くなってくるなどの症状が見られます。
- 代表的な症状
- 口臭・歯が伸びたように感じる
歯槽膿漏
歯がグラグラして根本まで見えるようになります。
痛みが続き、膿や血が出たり、口臭がさらに酷くなったりします。
そのまま症状が進行すると歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。
- 代表的な症状
- 歯がグラグラする・膿が出る・口臭がさらに酷くなる
歯周病=歯を失う原因 NO1
歯を失う2大原因は虫歯と歯周病です。
比較的若いうちは虫歯で失われることが多いのですが、
50代以降の歯を失う原因は、約半数が歯周病と言われています。
50代~歯の抜歯原因公益財団法人8020推進財団調査(2018)
ネバつきは歯周病のサイン
歯周病は気付かないうちに進行することから
サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)と言われます。
ですが、早期に気付くことができるポイントがあるのです。
それは
寝起きのお口のネバつき
お口の中の善玉菌が減少し、悪玉菌の増殖が抑えられなくなると、
就寝中に悪玉菌が増殖し、ネバつきを感じるようになるのです。
- 歯と歯の間に食べ物がつまる
- 歯がグラグラしてる気がする
- 歯ぐきが下がってきたように感じる
- 歯ぐきが腫れている
- 硬いものが噛みにくい
口腔内の歯周病原性細菌※2によって引き起こされる感染症